2006年2月28日
ぼくら結婚2周年記念を迎えることが出来ました。
正確には2年まえの2月29日に結婚しましたので、あと2年しないと本当の結婚記念日は
やってきませんが、恥ずかしながらとても嬉しいものです。
心やさしい同僚が
お祝いしてくれました。
それはともかく、この節目を期にハッキリ言っときたいことがあるんです。
きなこが我が家のファミリーになって、もうすぐ4か月になろうとしています。
カップルや御夫婦でワンコと暮らしていらっしゃる皆様。
♀『ねぇ、やっぱりこのコ、あたしになついてるよねぇー?』
♂『いやいや、このコは俺に夢中だから。』
♀『アンタ何言ってんのよ!このコはあたしの方が好きって言ってるもん!!』
♂『バカ言ってんぢゃねーぞ!!俺の方が好きに決まってるだろっ!!!』
楽しい食卓がこんなディスカッションに熱くなったことはないですか?
僕は人生で初めて飼ったワンコなので、きなこへの愛情と思い入れには並々ならぬものが
あるのです。多分その気持ちは、きなこにも伝わっているはずです。事実、きなこが家に
来てからというもの、いつでもきなこは僕にベッタリでした。
しかし、近頃なにか情勢が変わってきたことに、僕は危機感を感じています。
ちいさなことかも知れませんが、きなこに留守番してもらって買い物して帰ってきた時、
真っ先に僕はきなこのもとへ抱擁を求めひた走ります。きなこも御主人様のもとへ同じく
真っ先に抱擁を求めひた走る先は・・・
【きなこ】まゆたん、おかえりー!!
【きな母】ただいま。寂しかった?
【きなこ】もう一人にしないで!
【きな母】ごめんねー。ほら、あきたんにもただいまってして。
【きな父】・・・。ちっ!
あるいは、僕が汗水垂らして働いている昼下がりの出来事です。
僕はもともと、『ださい』とか『趣味が悪い』ファッションセンスの持ち主です。しかし
そのこだわりは人一倍つよく、とてもお気に入りのスニーカーがあるのですが・・・
それを引っ張り回し・・・
それを踏み付け・・・
あげく食いちぎろうとし・・・
【きなこ】やべっ!見つかった。
【きな母】しめしめ。
【きな父】・・・。(絶句)
決して認めたくはないものの、いつの日からかきなこの気持ちは、僕の愛に応えてくれる
よりも、きな母への忠誠心へと優先順位が変わっていったのです。
このハートブレイクな僕の気持ちを癒してくれるのは・・・
【きな父】他でもない、きなこ
おまえだぜっ!
【きなこ】・・・。
【きな父】なでなで
百烈拳っ!
【きなこ】ヒデブーって言えばイイ?
【きな父】お次は
濃厚キッス大作戦っ!!
【きなこ】ひぇー。歯ぁ磨いた?
【きな父】
高い高ぁーい!
【きなこ】うひょー!!!
【きな父】そうか×2、楽しいか?
【きなこ】
ま、まゆたん・・・。
【きなこ】
まゆたーん。
【きなこ】
まゆたーん!
【きなこ】
助けてぇ!!
やっぱりきなこは、きな母の方が好きらしいのです。
“それでもイイぢゃないかっ!”って、いまは正直そんな大人思考にはなれませんが、
いつまでも片思い覚悟で、無償の愛を注ぎ続けることこそが僕の幸せなんだと、自分に
何度も言い聞かせる今日この頃です。